酒さ完治への道

酒さの原因から治し方まで丁寧に解説

わたしが酒さになったとき。

      2015/07/04

私に初めて酒さの症状が出始めたのが18歳の頃でした。第一志望の大学に落ちてしまったため、もう一度挑戦するために浪人していた時のことです。

夏が終わり肌寒くなってきたころ、なんか最近顔が赤いような気がして、自分の顔を鏡でよーく見ていた時、鼻の頭にわずかな毛細血管が浮かび上がっているのを発見したことが全ての始まりでした。

「あれ?なんか血管浮いているのってヤバくないか?もし大変な病気だったら…」

自分にとって、もともとニキビ顔だったので赤ら顔にはそこまで焦っていなかったのですが、”毛細血管が浮いている”というのには何とも言えない不安を感じました。そして急いでパソコンで毛細血管が浮いている原因を調べました。

最初は何を思ったか臓器の病気かもしれないと思っていて、

「臓器摘出とか、腎不全で人工透析することになったらどうしよう…」

と、今思うと何とも的外れな想像をしていましたが、調べたおかげで自分の謎の症状は”酒さ”であると分かりました。自分の病名が分からないというのは非常に不安だったので、とりあえず病名が分かったのと、命に関わるような臓器の疾患ではなかったことに安心したのを覚えています。

しかし、私の現状はそんな安心するようなものではありませんでした。

「皮膚病でも赤ら顔とかよく聞くし、今までのニキビとあまり大差ないか。すぐ治りそうで良かったー」

と思ったのもつかの間、私の目に、パソコン画面に映る衝撃的な言葉が飛び込みました。

『治療法は確立されていない。』
『長期的に症状を抑えるコントロールをする必要がある。』

そして、

『完治するのは難しい。』

それを見た瞬間、頭が真っ白になりました。

ニキビは皮膚科に行って薬をもらえば何とかなっていたので、酒さでもそうであろうとタカを括っていたのでしょう。

その分、赤ら顔が治らないかもしれないというのは衝撃的でした。

「一生顔が赤いのを気にしなければいけないのか。」

「ヒリヒリするのにイライラしながら生きていかなければならないのか。」

「成人式もまだじゃん。同窓会でこんな顔、見せたくない。」

「もしかしたら、もう恋愛もできないかもしれない。」

そんな考えがグルグル渦巻き、その日は画面に張り付いて必死にどうすれば治るか調べていたと思います。

そして、調べれば調べるほど治療が困難なことがわかっていき、泣きそうになりながら、吐きそうになりながら、

この日わたしは酒さと向き合い、絶対完治させてやるという決意をしたのです。

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