「酒さかもしれない…」そんな方にまず最初に試してほしい酒さ治療”アゼライン酸”
2016/03/17
アゼライン酸は、穀類や酵母からできている天然由来の酸で、あらゆる副作用試験をクリアした安全性の高い成分です。
そしてこのアゼライン酸は酒さ治療の進んでいる欧米諸外国で標準治療薬とされている塗り薬で、あらゆる酒さ患者に効果があると考えられています。
アゼライン酸の効果とは?
まず、酒さの主な症状のひとつである炎症を抑える効果があります。なので赤みによるヒリヒリ感やほてりを軽減することができます。
また、皮脂の分泌と参加を抑えます。皮脂が多すぎると酒さの原因と言われるニキビダニといった菌の増加を招き、酸化した皮脂はそれ自体が炎症を引き起こすため酒さの悪化につながります。
そして、もっとも酒さ治療に期待できる効果は、カリクレイン5というタンパクにより炎症や毛細血管拡張を引き起こす酒さ型カセリサイディンに影響を与えられるという点です。
この酒さ型カセリサイディンは酒さの根本的原因と考えられるため、根本から酒さを治療できる効果のあるアゼライン酸は非常に有効であると言えます。
少しピリピリ、けど徐々に消えてく
塗った直後は酸性によるピリピリするようなむず痒さを感じます。しかし、このピリピリ感は塗り始めだけのようで、日々繰り返して塗布することで酸性に肌が慣れ、ピリピリ感も気にならないようになります。
また、使い続けることで効果が薄まることはほとんどなく、自分の症状にアゼライン酸が合っていた場合、とても続けやすい治療法であるといえます。
わたしも使った塗り薬の中では一番使いやすいと感じました。ピリピリ感も確かに感じましたが、今はほとんど慣れ、乾燥が酷いときなどにちょっとピリッとするくらいです。
なので安全性と効果の面で「どんな市販薬に手を出したらいいか分からない…」という方にまず最初にオススメします。
アゼライン酸の入手法
わたしが最初に購入したものはロート製薬から出ているクリームなのですが、今はクリニック限定で販売しているようで、個人では手に入れにくいです。
なので、手に入れづらくなってからは酒さ治療の進んでいる欧米で使われているクリームを、下のページから購入しています。
スキノレンクリーム(アゼライン酸)
使用法は、朝晩の洗顔後、1日2回酒さ患部に塗ってください。
また、ニキビやニキビ跡にも効果があるため、そのような気になる部分がある方はそちらにも塗布することを勧めます。
アゼライン酸を塗った後は普段どおりしっかり保湿してくださいね。