酒さ完治への道

酒さの原因から治し方まで丁寧に解説

皮膚科で酒さを見てもらった『わたしの体験談』と『処方箋の効果』

      2015/07/04

酒さは欧米などの白色人種によく見られる疾患であり、海外では広く認知されているのですが、日本では海外よりも患者が少ないため、専門医も赤ら顔の原因を「酒さである。」と判断することは難しいようです。

実際に私が訪ねた皮膚科でも、私の症状は酒さであると診断されませんでした。

その時のエピソードを書いていくので、皮膚科に行くことを検討している方は参考にしてみてください。

専門医でも『酒さ』という病名が出てこない場合もある。

悩む医師

自分の赤ら顔が酒さだとわかった数日後、私は都内にある皮膚科を訪ねてみました。

その皮膚科は結構有名で、口コミも良かったので期待に胸を膨らませていたことを覚えています。

院内に入って見ると、なかなかの混み具合。口コミ通り人気の皮膚科のようでした。

周りを見渡してみると、自分のように顔が真っ赤に炎症を起こしている女性がいらっしゃったので、自分と同じように赤ら顔で通院している方がいることに安心しました。

そして長い待ち時間のあと、やっと私の診察の時間がやってきました。

皮膚科の先生に対面して、自分の症状について話します。

「最近顔の赤みが酷くなってきて、鼻や鼻回りに毛細血管が浮いて見えるようになりました…」

それに対して先生は、

「顔の赤みはニキビが炎症を起こしているのが原因です。あと、ニキビによる色素沈着も見られるので、ニキビを治しつつ色素沈着しないようにすることで、赤ら顔も改善することができますよ。」

と、ニキビが原因であると診断しました。

その後はニキビへの対処法と、ニキビ用の処方箋の説明。

確かにその時はニキビもありましたが、肝心な酒さの特徴である毛細血管の拡張については一言も触れられませんでした。

なので、毛細血管の拡張について言及してみたところ、

「気になるならレーザー治療で良くすることもできます。」

とのこと。

レーザー治療は酒さに一時的には効果がありますが、根本治療にはならず、むしろ後々悪化を招く心配もあることを知っていたため、この発言には落胆を隠せませんでした。

それでも酒さ改善の”ヒント”は手に入れられた!?

酒さに効果があると言われている薬や、酒さの具体的な治療法を知ることはできませんでしたが、先生の仰っていたニキビの治療法はとても分かりやすく、そして効果のあるものでした。

そして酒さの知識を付けて行くうちに、「先生に教わったニキビの治療法が酒さ治療にも応用できるのではないか」と考えるようになりました。

先生がおっしゃっていたことは、主に3つです。

  • 化学合成添加物が入っているような石鹸やシャンプーを使うのは肌に良くない。
  • 現代人は洗いすぎている。お湯で髪や顔を洗うだけで十分汚れはとれる。
  • ダラダラ間食するのは腸に負担がかかってしまい、腸がボロボロになると肌にも影響が出る。

これらのことはニキビ治療になるだけではなく、肌のバリア機能の修復や調子を整えるのに効果があるようです。

酒さになっている人は炎症を起こしている部分のバリア機能が非常に低下しているため、炎症や毛細血管の拡張を抑えるのはもちろんですが、同時にバリア機能を回復させる必要もあります。

そこで、先生のおっしゃっていたアドバイスが酒さにも必要なことだ!と考え、今でも実際に実践しています。

私が実際に処方された薬の効果

診察では2種類のニキビ用の薬を処方されたため、酒さに効果があるか分からなかったのですが、実際に使ってみた感想を書いていきます。

だいぶ前のことなので薬の名前などはあやふやですが、ニキビ用に処方される薬が酒さにどのように影響するか、参考にしてもらえれば幸いです。

1、イオウカンフルローション

一つ目は黄色い粉が液体に溶かされているような塗り薬です。洗顔後に使用するようにと渡されました。炎症系の軽いニキビに効くようです。ニキビダニを殺す効果もあるようです。

使ってみるとやはり粉っぽく、塗り終わった後は黄色い粉がパラパラと浮いていました。また、粉っぽいので乾燥しやすく、塗った後は保湿してもかなりのツッパリ感は感じました。

さて、実際感じた効果ですが、ニキビには効果ありと感じました。しかし、私の意見としては確かに炎症には効くようですが、酒さ治療には不向きな塗り薬であると感じました。

問題は粉の粒子が大きいことと、乾燥することです。粒子が大きくザラザラ感を感じたので、このザラザラ感によって敏感になっている酒さ部分にダメージが与えられている感覚がありました。

乾燥に関しては、酒さ部分が熱を持ち、ただでさえ水分が飛んで乾燥しやすいのに、粉っぽさによってそれが助長されてしまいました。

酒さにとって乾燥は天敵です。乾燥しやすいイオウカンフルローションはデメリットのほうが大きいと感じました。

2、エタノールの入った炎症を抑える塗り薬

たしか酸化亜鉛も入っていたと思います。この薬については記憶が定かでないため、あまり参考にならないかもしれません…

透明で粘度のないほぼ水のような見た目の塗り薬で、つけるとスースーしました。

また、塗った後に少しピリピリするような感覚があり、少なからず酒さに良くない影響を与えているようでした。

酒さ部分にエタノールを付けるのはあまり良くないようなので、いま使っているケア用品にエタノールが入っている方は見直したほうが良いかもしれません。

まとめ

酒さを治療してもらうために皮膚科に行ったのですが、結果皮膚科に行っただけでは酒さが治ることはありませんでした。

やはり、他の方の体験談を聞く限りでも、酒さ患者を酒さと診断できる専門医は少ないようです。

しかし、肌そのもののケアについては酒さに関連するものも多々あると思うので、そのようなアドバイスをもらいに行くには専門のお医者さんが最適だと思います。

また、私の住む地域には酒さ治療に詳しい名医がいらっしゃる医院がないのですが、場所によっては酒さに詳しい皮膚科もあります。

なので近くにそのような病院があるか調べてから行くことをオススメします。

 - 酒さと皮膚科, 酒さ治療の体験談