酒さ完治への道

酒さの原因から治し方まで丁寧に解説

毛細血管が浮く・顔がヒリヒリ赤い|皮膚病『酒さ』の症状とは?

酒さとは?

赤ら顔の一種で、はっきりとした原因のわかっていない完治の難しい皮膚病です。

酒さになってしまうと、このような症状が現れます。

  • 鼻や頬を中心に赤くなる。
  • 鼻や頬に毛細血管が浮かぶ。
  • 炎症を起こしている部分が火照って熱を持ち、ヒリヒリ感やチクチク感を感じる。

酒さになってしまったからと言って命に関わることはありませんが、やはり外見に出る病気なので、私生活や人間関係、性格にまで関わってきます。

今すぐにでも治したいと誰もが思うでしょうが、やっかいなことに原因が様々であり、確立した治療法が存在しません。

なので自分の酒さに関係する様々な因子を探しだし、一つ一つにアプローチすることによって症状をコントロールしながら治療していく必要があります。

また、欧米などの白色人種によく見られる疾患であり、海外では広く認知されているのですが、日本では海外よりも患者が少ないため、専門医も赤ら顔の原因を「酒さである。」と判断することは難しいようです。

私も経験があるのでまとめてみました。

【関連】皮膚科で酒さを見てもらった『わたしの体験談』と『処方箋の効果』

酒さの『型』と具体的な『症状』

お医者さん

酒さといっても人によって症状に違いやレベルがあり、分類されています。
日本で酒さは症状の度合いによって第1度(紅斑性酒さ)→第2度(酒さ性痤瘡)→第3度(鼻瘤)のように分類されていましたが、症状の違いは酒さが進むにつれて現れるわけではありません。人によってそれぞれの症状の複合や、度合いの違いがみられることが最近わかり、今は症状によって型分けされているようです。

酒さの型は大きく分けて4つあります。自分の赤ら顔の症状が、これから説明する4つの症状に当てはまる場合、あなたの赤ら顔は酒さかもしれません。

紅斑毛細血管拡張型

毛細血管の拡張

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炎症を起こし、肌が赤くなっている状態。少しの刺激でヒリヒリするような感覚をともないます。また、この赤みは毛細血管の拡張によることが多いです。

毛細血管の拡張が顕著にみられない人も、良く観察してみると細かい毛細血管が浮いているのを確認できると思います。

また毛細血管が拡張し炎症が起きることで、赤くなっている部分にほてりを感じます。患部の温度が上がるため水分が蒸発しやすく、乾燥して肌のバリア機能の低下を招きます。

バリア機能を失った肌はダメージを受けやすく、受けたダメージによって酒さが進行してしまうという悪循環が生まれてしまいます。

丘疹・膿疱型

丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)といったブツブツしたデキモノが患部に現れます。ニキビに間違われやすいようですが、ニキビが毛穴に詰まった汚れ(面皰)によりできるのに対し、酒さ性ざ瘡は毛穴のないところにも現れます。

ニキビか酒さかを判断する際、毛穴のある場所にできているかどうかを見るとよいでしょう。また、ニキビのようにブツブツが大きくならないのも特徴です。

鼻瘤型

皮膚組織が結合をおこし、鼻やほほに腫瘤(しゅりゅう)を作り隆起します。赤ら顔になった後、鼻の形が隆起して変わっているように感じた場合、鼻瘤の可能性があります。

この症状は男性に多いようです。

また、一部では鼻によくニキビのような炎症を起こしている場合も、鼻瘤につながっている可能性もあるようです。

眼型

ドライアイや目の充血、瞼の赤みなど目にも症状が現れている状態です。

ドライアイや目の充血は酒さでなくても起きるため、原因が酒さであるかどうか判断しづらいです。もし肌が炎症を起こしていたり、デキモノができていたりする方は、酒さによるドライアイの可能性があります。

 

どうでしょうか?もしも赤ら顔が酒さだった場合、「なぜ酒さになってしまったか?」を理解することが、治療の第一歩です。以下のページでは酒さの原因をまとめました。

酒さの原因

<参考>私の酒さ症状

私の症状に酒さの症状があったときは、主に1つ目の紅斑毛細血管拡張型で、炎症は酷くありませんが細血管の拡張が顕著でした。鏡を見れば近くに寄らなくても血管がパラパラ浮いているのを確認できました。

おもに症状が出ていたのは鼻の頭で、次に小鼻回り。頬、鼻下、顎はそこまで酷くはありませんでしたが赤く、軽度の炎症を起こしていました。

また、酒さによる乾燥で肌のバリア機能が低下し、ただでさえ敏感肌でしたので追い打ちをかけるようにニキビも多発していました。
私と同じようにニキビを併発している人は、酒さが治ればニキビも自然と回復すると思います。

眼型の症状もあり、ドライアイ、目の充血が見られましたが、瞼の炎症はありませんでした。酒さの症状が強く出ている時は目がしばしばしたり、いつもより乾いている感じがしたので、酒さと眼病の関連は以外にも大きいように感じます。

鼻瘤においては、私の酒さが発症したのが18歳の時だったのですが、発症する前と今とを比べると、小鼻と鼻筋の間が隆起しているように感じます。昔に比べて鼻筋と小鼻の境界があいまいになってしまいました…。なのでおそらく鼻瘤の症状もあったのだと思います。

【関連】わたしが酒さになったとき。

まとめ

酒さとひとくくりに言っても、炎症と毛細血管の拡張を主症状として、さまざまな副症状が併発することがほとんどです。

各症状別に効果のある治療法を選択することが重要なので、まずは自分の症状がどの型に当てはまるか、またどの型が複合しているのかを見極めることが完治への第一歩です。

酒さの原因

公開日:
最終更新日:2016/04/07


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